中途半端に片付ける性格

Steamのウィッシュリストに入れていたA Little to the Leftがセールになってたのでひょいっと購入しまして時々遊んでいます。グノーシアは特記事項埋めを考えて気が遠くなったので一時放置。……無心にレベリングしてステータスの暴力で殴り倒すとしてもそのループでイベントが起きる条件通りになるとも限らないっぽいし本当に大変では???

そうしてバイオのEDコンプリートを置いといてのバイオ0のNORMALリーチハンターチャレンジを置いといてのグノーシアを置いといてのお片付けパズルゲーというのがもう自分の性格を表しているような気がします。片付けたいし片付けないと気が済まないけれど、実際に片付けきれないので現実には散らかった環境で過ごしながら「片付けないといけないのに……」とストレスを抱えながら暮らすタイプで、どうせなら散らかっていても気にしないでいればいいのにと自分でも思います。

A Little to the Leftは並べてみたり揃えてみたり「何となくこうしたらスッキリする」をしていくパズル(?)ですが、ほどよくくすんだ淡い色合いやドラッグ&ドロップしたときのSEが癒されます。木や紙を擦ったりする音なんかはASMR的ですよね。……とホンワカして遊んでいるとチャプター3の積み上げられたダンボール箱を積み直すパズルでグエエーッとなったりするわけです。昔っから15パズルとか苦手なんですよね……しかもその気になれば枠から外して並べ直すという無体にして惨めな解決ができる現実のパズルと違って、こっちは厳密に積み上げられた上の箱からしか動かせないし余白を越えて置くことはできないのです。ぐぎぎぎ。このレベルを飛ばして次に行くのもスッキリしないけれどこれ以上このレベルに関わるとイラつくどころか試行錯誤し続けられない自分を駄目だと責め始めてしまうので、お茶飲んで一服してからフラットな気持ちで飛ばしました。このゲーム、ヒントを参照するにもポーズ画面からヒントを選んで確認して戻る手順を踏まないといけないので場合によっては何度も行ったり来たりするのが大変なのと、解き方が複数あるレベルでもヒントはひとつ分しかないのがちょっと不親切だなあと思いつつ、引っ掛かりなく遊べるレベルについてはカサカサカタコト音を楽しみながら触れるので暇つぶしに良いかも知れません。手癖でずるずる遊べるようになったゲームも暇つぶしとして何周も遊べて好きなんですが、こういう形の暇つぶしもいいものですね。

でも工具を釘に掛けていくやつと葉っぱや貝殻を左右対称に並べるのはめちゃくちゃ苦手です。ダンボール箱を積み直すのはヒントで完成形を見ても途中のあれこれをどうにか0.3自力くらいでクリアできた弱弱しい手応えがあるんですが、工具のはどこから手をつければいいのかわからなくてキエエとなるのと(そしてヒントにすがるも行ったり来たりでギャーッとなる)、左右対称に並べるタイプは「私はこの左右対称が好きなんですが!! 駄目なんですか!!」と抗議したい気持ちが湧きあがるので性格に合わないみたいです。隙間に収納するのは好きなんですけど、やはりそこが似て非なるジャンルなんでしょうね。そもそもやっていくうちに自分で思っている以上に短気でわがままなんだなって思い知らされて……やっぱり私駄目だなって……落ち着くどころか沈みかねないので合わないと思ったレベルはすっぱり飛ばして忘れる思い切りも必要ですね!

見てくれ推しの楽しそうなプレイを……。配信者って根気強く挑戦し続けたり苦手な場面も面白く見せるのが本当にすごいなと、同じゲームをやった時にしみじみ感じます。私ゲーム向いてないのでは?