夢のテーマパーク

5-2まで来ました。バイオ4の話です。いやあ城は長かったですね! 邪教徒のコンゲツゴウコンゲツゴウのウィスパーボイスもいい加減慣れたというもんです。1や0をやってる時はケルベロスやハンターがバーンと出てきた時の音楽演出に「ウワァびっくりしたー!……よし音楽止まったってことは仕留めたな!」となってましたが、こっちもこっちで複数の敵が出てきた時の音楽とか敵の声が聞こえるので嫌なASMR感もありますがクリアリングの目安にはなるんですね。ノビスタドール(でしたっけ、虫のやつ)の羽音やリヘナラドール(でしたっけ、寄生体をサーモスコープつけたライフルで撃つやつ)の独特の呼吸音は聞いててウヘェとなりますが。音も気味悪ければ倒すのも面倒で嫌なやつらですね、ステルスしてたり飛んでたりはずるいですよ、洞窟の空洞で飛んでるノビスタドールをライフルで狙撃しようとして何度外したことか。命中率がぼろっぼろです。

古城ステージなっがいな! と前回言っていてチャプター4もまるごと城なのでさすがにげんなりしてきたんですが、そういうタイミングで大タル転がしとか巨大サラザール像が投入されるテコ入れに笑ってしまいました。敵が寄生生物に乗っ取られたとは言え人間なので武器を使ってくるのが鬱陶しくも変化があって面白く、ギミックをちゃんと使ってきたり動く足場から乗り込んできたり彼らも生きてて生活しているのだと感じさせると言いますか、妙な感動がありました。松明かと思ったらダイナマイト投げ込まれたりして腹は立ちますが(そして周りを巻き込む爆発)巨大サラザール像はレバーで手のひら上下して足場になるのに笑ったんですが、敵を一掃して次に行こうとしたらズシンズシン歩き出すのずるくないですか!? 人を笑顔にする領主の鑑か!? さしずめガンダムかゴエモンインパクトか……でも乗り込めないしなあ。サラザールも姿を見せてから長い付き合いになって、いい加減こいつ鬱陶しいな……となってくる頃合いで余裕綽々の態度が崩れて「ブッ殺してやる!」とか言っちゃうのに人間味を感じて少し好きになりました。と言うかあの城のコースターみたいな乗り物や巨大サラザール像は前の城主のころからあったんでしょうか、それとも今の城主になってからこしらえたんでしょうか。後者ならとんだ頭テーマパーク野郎ですね好きになっちゃうじゃないですか。でも水の広間の面倒くささは許してないし今後も許すつもりはありません。

Vtuberのバイオ7以降の配信を見ていて、個人的に人間の敵ボスがたくさんしゃべるのはあまり好きじゃないなと思ったんですが(戦闘中にしゃべり続けるのが緊張感を殺いでしまったり相手の主張そのものが鬱陶しくなってしまうと言うか)このあたりはキャラ立ちもあるので一長一短ですね。二次創作をしていた身としてはキャラ付けしやすいのはアリなんですがプレイヤーとしては敵側の事情をどうでもよく感じてしまったり。そんなことでこんな騒ぎ起こすんじゃありません! みたいになってしまいがちです。4もラスボスと思われるサドラーの思惑について触れられると「はぁ……まあ、ええ」のテンションなんですがサラザールだけちょっと面白みも垣間見えるような……でもやっぱりチラチラ姿を見せてはドヤッとして帰っていくの腹立つなあいつ。怪物と一体化もするしボスキャラとしてやりたい放題じゃないですか。

ただ古城の吊り天井や振り子の刃みたいなギミックって刻命館や影牢好きな身にはテンション上がる代物なんですよね。お屋敷やお城の殺人トラップ、いいよね! やっぱりサラザール嫌いじゃないな!(完全にギミックを敵の趣味としている)