自分の部屋は寝る専用

最近やったゲームだと新幹線0番の他は娘の部屋とまたしてもホラーですが、こうして手軽に楽しめるものがフリーで公開されているのがありがたいなと思いつつ遊びました。

このゲーム、引きこもってしまっている娘と話し合うべく娘の部屋に向かったものの当の娘はいなくなっていて……という導入で部屋の中を調べてヒントを探す謎解きっぽいのかと思いきや進めるにつれホラーの味が出てきまして、1周目と2周目で情報量が変わったり主人公のヤバさが明らかになったりと同じ風景の見え方が変わるところが面白かったです。結局部屋に引きこもっていたのは誰なのか、骨は誰のものなのかは何となく解釈できるもののはっきり断言できないっぽいモヤッとする後味もホラー的に好きな感じでした。公式サイトのヒントが至れり尽くせりで気配りの達人かな? となります。(全部出しつつも一気に見えないようリンクに畳んで畳んで……というのはHTMLを弄り回して個人サイトを作っていたころのネタバレ予防を思い出しました)

この数か月でホラーゲームを遊ぶようになって実況やアーカイブを見るようにもなりましたが、Youtubeで考察動画もオススメされるようになりまして。個人的には考察はあまり好きでないと言うか、たぶん私は友人とあれこれ言い合うのは好きだけど誰かの持論を一方的に開陳されるのは好きじゃないのでしょう。自分はこう解釈しましたという体で始めてもらえれば何となくいけそうなんですが、解説! 考察! みたいに押し出されるとだいぶ身構えてしまうようです。

と言うか考察とか伏線とかカタルシスという言葉がどういう意味なのか頭の中でずっとぐるぐるしています。