Papers,Pleaseはひとまず家族でオブリスタンに逃亡し、食費と暖房費を交互にオンオフするだけならイケるなとイージーモードをオフにして国家の忠犬になったりEZICとともに戦ったりしてきました。細かい差分エンドまで含めると20ありますが最終日まで走りきるエンディングは揃えられたと思うのでグノーシアを始めました。いやペパプリ単調なようでいてやたら面白いと言うかクセになるゲームでした、作業しやすい書類配置とかいろいろ試したくなりますね。
グノーシアは宇宙船を舞台にした人狼ゲームですが、キャラクターの掘り下げがたっぷりあるようです。まだ序盤なので登場人物が自分含めて7人、システムや今後増える役職に慣れる段階らしくグレイ系宇宙人にしか見えないしげみちに笑っているところです。最初のループでは目覚めていきなり話し合いと投票の状況に放り込まれるという、人狼ゲーム初めての人の感覚を再現している感じでした。しかしこの主人公ゴスイは下手に経験者なばかりに目の前のキャラクターの印象や性格の把握以前に「おいSQちゃんラキオをグノーシアとみなして投票してから明日も続く仮定は視点漏れだぜ! 君グノーシアだろ! 投票!」みたいなノリで、定番の戦術戦略が出回り過ぎてもシステムに乗っかった進行に偏重気味だったかつてのWEB人狼(特定界隈のことしか知りませんが)じみた思考を漏らしています。良くないですね。
1日目にみんながラキオを怪しんで投票したので、その前提なら今日で終わっているはずなのです……なおゴスイは「ジナさん発言量が少ないし今後もクセが出る感じがしないから投票結果で色を見たい」で投票しました。駄目なところが如何なく出ています。最初のループはセツかSQで固定なんですかね?
2ループ目はSQに票が集まりコールドスリープされたところでラキオが襲われてしまい、その後にジナが「エンジニア」だと打ち明けてきました。エンジニアは空間転移(人狼で言う日付が変わる、夜の間)に生存者から1人選んで乗員かグノーシアかを判別できる役職で、占い師ですね。他にも「ドクター」が空間転移後に乗員かグノーシアか判別できるらしく、こちらは霊能者に相当する感じみたいです(同じWEB人狼でも役職の呼び方が出身ごとに違うのがちょっと面白くて好きです)ただコールドスリープやグノーシアの襲撃を挟んでの役職カミングアウトは確定できないので……ジナさんそれは困る……上の結果を見たら案の定襲撃されたラキオが真エンジニアだったので、ジナは見事に役職乗っ取りを成功させた形ですね。ゴスイはジナを信じたと言うよりセツが怪しすぎたので投票してしまいました。戦犯じゃないですか……いや私の出身地では戦犯追及は禁止でしたし、終わればノーサイドで労い合う風習だったので言いませんが。ジナが「私をエンジニアだと信じてくれてありがとう」と言ってくれましたが正直ジナのことをエンジニアだと信じてはいなくてですね、セツがジナに対して「ジナは味方だとしても危険すぎる、コールドスリープさせよう」と言ったのが私には「3人だぞ!? 味方だとしてもでジナが味方だったらゴスイがグノーシアなんだぞ!? 負けるぞ!?」となりまして(良くない判断基準がどんどん出る)
私はもっと目の前のキャラクターたちのことを見ないといけないなと思いました。過去の人狼ゲームのデータばかり参照して、それはコミュニケーションじゃないですね。まだ始めたばかりですが、キャラデザがカラフルで文字通り個性も多彩、上の勝敗結果画面にもある顔アイコンの表情も悲しげな顔やあかんべー顔が全員ぶんあると思うとそれを見るのも楽しみです。