懐古・良いとこどり

年末年始はバイオハザード0の難易度HARDチャレンジをしていましたが怖気づいたりして中断しつつ、以前体験版をやったスチームパンク世界でチョコレート職人になるゲーム「チョコレートファクトリーシミュレーター」がリリースされたのでそれを買って、あとは突然やりたくなったFF5ピクセルリマスターを買いました。チョコファクトリーはPOVなので体調を整えてかからないと酔うかなーということで懐かしのFF5を遊んでいます。SFC版と、あとPS版で4・5・6がセットになったコレクションがあったと思うんですが、それを遊んだっきりなのですごく久し振りですね。

音楽はオリジナル版、文字表示もオリジナル版と懐古プレイを楽しみつつABP4倍ブースト機能はありがたく使っています。だって便利じゃんねえ! FF5のジョブやアビリティを自由に付け替えできるシステムすごく好きなんですが、マスターまでが大変なのもあって当時は一見地味なジョブはちょっと触るだけで後回しにしちゃってたんですよね。多分DQ3の序盤パーティの刷り込みで、バッツはナイトでレナはモンクで(お団子ヘアがかわいい)ガラフは黒魔でファリスは白魔にしてた記憶があります。キャラグラの好みもあってなんとなく「このキャラはこのジョブ」みたいなのができるんですよね、レナは時魔でファリスは青魔と召喚士……みたいな自分ルールでした。最終的にはすっぴんになるわけですが。

あのころFFとDQをちょっとずつ遊んでいて、DQはMP回復手段が乏しすぎて物理一辺倒だった反動か(何ならバフも使わず回復にしかMPを割かないゴリ押し)FFでは魔法ばっかりドカドカ打ってた記憶があります。二刀流みだれうち強いよと言われてもみだれうち覚えるまで狩人使うのがめんどいよー……でラスボスはバハムート呼びまくり真似まくりでゴリ押しました。リボンやアイテムで状態異常対策をして、カーバンクル使って魔法攻撃を跳ね返しつつ回復は青魔法のホワイトウインド、あとはひたすらバハムートで全体攻撃という。いろいろ試そうという発想のない頭の固いタイプだったみたいです。頭が固いと言うか型にはまった状態が安心するのは今もなんですが、ピクセルリマスターのブースト機能で色々なアビリティ覚えて試してみたいなと思います。まだ1つめの世界なんですけども。ジョブが集まるまで気が逸ってしまって、クリスタルが砕けるのを防がないとって話なのに「はよ砕けえ! かけら寄越せえ!」ってなっちゃうの良くないですね!

SFC時代のFFは4・5・6とクリアしてどれも音楽とかキャラとか好きではあるんですが、ゲーム的に一番わくわくしたのは5かなあ……6は群像劇が面白くありましたが5のあとだとアビリティがキャラ固定になっていて不便だったり(使いやすいキャラとそうでないキャラがだいぶ……)、魔法習得のための魔石システムが面倒と言いますか召喚獣がやたら多いけど肝心の召喚はあんまり使わなかったり、バイオやホーリーの演出が物足りなかったり(5のリマスターも良さが薄れててここは不満)ゲームシステム的な面白さはいまいちだったなあ……と思い出します。妖星乱舞は最高。

7からPSで3Dグラフィックになりましたが、当時は美麗なドット絵大好きっ子だったので「なんでわざわざこんなカクカクしたポリゴンにするのか」と大層不満だったものでした。確かバーチャファイターなんかも出た当初は3D対戦格闘というのが画期的だったと思いますが、どうも「操作していて楽しい」的なものが実感できないタイプだったのでグラフィックが大幅に劣化していると感じてしまったんですよね。ちなみにFF7も3Dの背景で「これどこが入口なんだ」と迷うことがたびたびありました、そういうの今も変わらないなと変なところで三つ子の魂百まで感を味わっています。

とりあえずFF5はブースト4倍でいろいろマスターしていくのが目標です。あのころ面倒で覚えなかった乱れうち、今度こそ使いこなしてみせる……!