軍議の密度が全然違う

無双オリジンズ面白くて黙々と遊んでしまって、前回書いたのが虎牢関前だったのにもう呂布も袁紹も退場したところに来てました。1周目は誰につこうか悩んだんですが、やっぱり最初は劉備かなあ……と。一番美味しくなりそうな気がするんで最後に回すのもアリかと思ったんですが、やっぱり演義の主人公サイドで見てみたいのと何より人材難のイメージが強すぎて助けになりたくなっちゃうんですよね。曹操のところなんか軍議シーンで軍師揃いすぎてて「自分ここにいる意味あるかな?」ってなりますもん。陳宮の気持ちがちょっと分かる気がします、まあ私が操作していると「……ケアする所多いし敵本陣行って大将倒しちゃえば話が早いな!」となるのでむしろ呂布的なんですが。

1章の張角が壮大なバトルだったので董卓はどうなるんだろうと思ってましたが、虎牢関で盛大に大軍団戦をやったあとはムービーやナレーションという配分でしたね。まあ確かに主人公のポジションで介入できない感じはあります。大軍団戦で大戦術発動する時のジャーンジャーンジャーンが本当にテンション上がるんですが、その最中に董卓が何かかっこいいこと言ってくれていたのを全然テキスト読めませんでした。今忙しいし周りワーワー言ってて聞こえないんだって! 董卓が自分の価値観のまま自分も食われ斃れる側になるのを「そうか」と受け入れるところめちゃくちゃかっこいいな……と、皇帝を擁してから急にいつもの専横するじゃんと少し首を傾げていたのが帳消しになりました。

呂布の最後も鎖掛けられながら片手で関羽と夏候惇をいなす最強っぷりがすごい、鎖で巻かれるのって蒼天航路を思い出しますね。「……あ、ここで呂布と対決するのか……マジか」と少し気が重かったですが、発勁を打ちつつ双戟の強攻撃で削る戦法でどうにか死なずに倒せました。5方向くらいに弾撃ってきた気がするんですが何なんですかあれは、避け切れなくて肉まんひたすら食べてましたけど気付いたら他の武将みんな倒されてるじゃないですかー! あと剣持って真っ先に突っ込んでる郭嘉は何なんでしょうね、危ないから下がってとしか言えません。

みんなでかかって行って最終的にタイマンになるのもいい演出ですよね。呂布捕縛のムービーでは主人公が映らないし言及されないので「自分です! 自分めちゃくちゃ頑張って呂布倒しました! 忘れないでくださーい!」という気分でしたが、

こういう会話を挟んでくれることで良かった忘れられてない……と安心できますね(下邳の防衛戦ムービーで関羽と張遼フィーチャーされてまたしても寂しがっていた系紫鸞)

しばらく新顔の武将と仲を深めたり宿題を渡されて走り回っていましたが、月英さんグイグイくるなって言うのと袁紹ルートも欲しいなっていうのがハイライトです。

ノブレスオブリージュを感じさせつつ面白みもあって今回の袁紹いいなあ……ってなりますよね。

こういう「お前だけだよ」感を出されたらキャッてなっちゃうじゃないですか……!

ルート選択前だとこのシーンで「え、自分はそっち側に入るの!?」ってなりました。この場合は戦場デビューしたての新人って感じのニュアンスなんですかね。

毎回貂蝉が撤退するたびに「うおおお貂蝉!」ってなっていたのでお前が貂蝉の行方を知らないことあるの!? と素でビックリしたシーン。今作は貂蝉がガチめの暗殺者タイプキャラだったので貂蝉周りの要素がスッキリした呂布がますます人外じみた存在になってて怖カッコイイですね。

月英さん急に何を!? となってる紫鸞。すごいグイグイ絆上げてきますけど月英さん次に会ったら普通に孔明の妻ですってなってるんじゃ……?

(戦場での私と同じようなこと言ってるな……)

ここの関羽、最後にふわっとしたことを言って自分は他より少し分かってます感出すのずるくないですか!? 一緒に曹操陣営の軍議見てたら分かるじゃないですかこんなん! 趙雲に周倉も加わって頼もしい限りですがプレイヤー含め全員武力にポイント振ってるタイプなんですよね……。徐庶がずっと居てくれたらいいのになあ、6エンパでいっぱい使ってましたしアクションの感じやキャラの性格が好きなんですよね。今作だと前ほどこじらせていない様子でしたが(自分の中で徐庶について独自解釈しすぎてる気がしないでもない)

5章に入ったので、だんだん赤壁が見えてきました。もう少し頭を使いつつ見切りやパリィに集中して丁寧に遊んでいきたいと思います。修練の時は意識してやれてるんですけどねえ。