今日も今日とて来訪者をズドンしつつ終末を生きています。前回のカルト儀式EDでセーブしていた10日目あたりのデータをロードして生きられるところまで生きよう路線でやりましたが、とうとう最後まで生き延びましたよ! 地下室に避難しましたが少人数かつここまでの検査で白確定と見ている同居人のみだったのでグッドエンドと呼ぶものがあるならこのルートなのでは。
ところで同じ日の夜の景色だと思うんですが前回「どの狂人だ?」と書いていたのと微妙に違う表現があって、これは何か意味があるんでしょうか。


異常者と狂人の差分です。どっちにしてもロクなもんじゃないですしこの状況じゃなあ……。
今日の意味深。意味深なことを言ってこちらを何かしらの同類認定してくる人多くないですか!?

また大いなる死案件なのかなあ……と思いきや別件で不死まで飛び出してきていよいよ分からなくなってきましたよ。

あとこの人の言う「不死」は翌日以降の話からして生まれ変わりアリの不死なんですかね? 自分の記憶や意識を持ったまま肉体を着替えるように巡っていくんでしょうか?
最終盤に面白そうな話を始めないでくださいよ続きが気になるじゃないですかー。

叩きだすぞ。
最後の日の朝、テレビがいつもの目がでっかい眼鏡キャスター(ケント・デリカットを思い出す世代)じゃなくFEMAのロゴで放送されるのがすごく非常事態らしくてゾワッと来ました。Local58の有事対応でしたっけ、ああいう怖さを感じてすごくいいですねこれ。そしてお約束のカラーバー! 砂嵐やカラーバーも見なくなって久しいですが、やっぱりこういう演出好きです。

この不穏さ、たまんねえなあ!
そして誰も来なくなり、窓に板を打ち付ける……この緊急事態の報道ってそれまでメインの危機だった来訪者ではなく、隔離区域からの脱走者についてのニュースが増え始めて防衛を突破されたので家から出ないでドアを施錠して窓に板を打ち付けるよう指示してくるんですよね。FEMAにとっては来訪者より隔離区域からの逃走者のほうが危険ということなんでしょうか? FEMAが連れていった人たちを「検査」してそのあとは……という話は同居人の話で少しずつ聞ける情報を合わせるとだいぶキナ臭いです。
最後の日から地下に籠もっての生活、食料はもつそうですが酸素大丈夫なのかなと思いつつ思いのほか平穏に終わってびっくりしました。太陽の異常活動が収まったりするんだ……どうしようもないものだと思ってました。でも原因不明で始まって原因不明で終わったなら、またいつ異常が起きるか分からないというのがほんのり不穏ですよね。
そもそも逃亡者から身を守るために家から出ないようにという話だったのがいつの間にか太陽はもう大丈夫そうですよで終わるので、一瞬安心してから「あれ? 逃亡者どうなった?」「そもそも来訪者は?」と気付く感じなのがまたじんわりと影を落としてきます。


「今年もまた生き延びる」は例えば主人公(と、もしかしたら一部の不死者とか)はこうした異常が起きる世界をループしているという想像もできますし、厭世的になってむしろ生き延びたくないと生に倦んでいるという解釈もできて、一番安全そうなエンディングなのに素直に喜べない感じがこのゲームの味ですかね。
同じデータをロードして、今度は地下室に籠もる際に来訪者が混ざったパターンになったんですが(よかった、来訪者アリとナシでED分かれるかなと気付いて良かった)途中まで同じなので「もしかしてここはED差分ないのかも」とジリジリしたんですが……

おっ、となりましたね! この後で主人公が体を裂かれて殺されますが、「迎え入れたのは人間だけではなかった」というモノローグがありまして。もちろん来訪者が地下室に交ざっているのが分岐条件なので来訪者に引き裂かれたのでしょうけど、疑心暗鬼にかられた人間に来訪者だと思われて殺されるというのも想像できていいなと思います。
このEDは最後に走馬灯のように家を思い浮かべるんですが(生き延びるパターンと好対照です)最後に「入れてくれないか…」という言葉で終わるのがすごくしんみりして良かったです。入れてくれと言われ続けて家の中から外を見続けてきた主人公が、最後は空想の中で家を外から見ていて、決して入れないし帰れないというどうしようもなさややるせなさや寂しさ……ここまでいくつかEDを見てきましたが、やっぱり最終日まで行ったパターンのエンディングはどちらも分かりやすくも想像が膨らませられる余地もあって好きですね。
ところでEDリストを見たら6/10なんですが、まだ4つもあるんですか!?
あとは何だろう、地下室絡みとキノコ絡みは話題を振られたものの最後まで完遂できてないのでそこで2つでしょうか。攻略を見つつ実績解除やED埋め頑張ってみようかな。