干菓子くらいは口に咥えておけんか

サイレントヒルfをモリモリ遊んでいます。
探索中にいろいろアイテムを拾うと持ちきれなくて、流石に祠で奉納して戻って拾って……とやるのも面倒に感じたりして拾うアイテムの取捨選択が要りますね。
戎ヶ丘中学校で2つめの鞄を取って持ち物10個まで持てるようになったものの、持久力や精神力の回復アイテムをどうキープしたものか……。
多少なら精神力も赤いカプセルで回復するし、持久力回復は無くてもいいかアクションの難所で干菓子を食べる感じなのかなと思うんですが……精神力回復のラムネや葛湯や御神水はどれを優先したものか。何となく後半は精神攻撃の敵が増えそうな気がします。
体力回復はスタックできる包帯優先で救急箱は難易度簡単だしそこまでいらないかなーと思ったり……この先大変な思いしますかね。

度重なるバグで萎えていたカカシをクリアして、凛子に突き飛ばされて闇の社殿~中学校までクリアしましたが一気に物騒な情報が出始めました。

この顔! 澄ましているようでじっとりとした恨みや嫉みが張り付いているような、決して眉間や目元に皺を刻んでいないのに皺が見えるような良い表情です。だんだん一周回って凛子好きになってきました。
雛子と修と凛子が絡んだ時のドロドロ感がすごいですが、まあ凛子の気持ちも雛子の気持ちも分かると言えば分かるんですよね。小学生のうちは男女まざって遊ぶこともあったのが(からかわれたり仲間外れもあったでしょうけど)自分の望むと望まざるとに関わらず体は女の物に変わっていって「男子」「女子」と分かれたら、昔のように仲良く遊んでいても周りの目が別の意味を見出して冷やかされたり。雛子がそういう自分の意志を離れた変化を嫌がるのはすごく分かるんですよ。
ただまあ雛子は子供のころの延長線上で遊んでいたとしても修がどう思ってるかは……これ修は雛子を異性として好きじゃないですか……? それもあって凛子からしたら雛子の「自分は昔から変わらない深水雛子であって女という生き物じゃない」みたいな振る舞いが、彼女の美貌や寄せられる好意もあいまって腹が立って仕方ないと。

他人目線だと「いや雛子さん流石に無理だよ、どうしてもあなたを女子として見る目は生まれるよ」となりつつも「自分はそんなつもりないのに、変な意味を見出されたり気を遣ったり遣われたりも嫌だよね」と、雛子にもそれ以外の人にも「わかるよ……」とうなずいてしまいます。思春期のもどかしく、ままならず、身勝手で、悲しいねじれと言いますか、ジェンダー論まで行くとややこしいと言うか、あくまで雛子だけの意識の問題として考えたいなと思いました。

それはそうと社殿で読める情報の断片や手記が不穏さを増していくんですが????
最初の絵馬のエリアだと花嫁の懐剣やご祝儀のお供えっぽい雰囲気がありましたが、2回目のこの世界はいよいよ雛子個人にロックオンしていると言うかちょっとグロテスクな気持ち悪さも出てきたな……?

顔が塗りつぶされているのはよくある演出ですが、雛子の姉が手帳で顔を塗りつぶされているのを思い出して、ふと彼女はどこに嫁いだんだろうと気になりました。
顔を削ぐなんて書きつけもあった上でのホラー演出でもありますし、顔が塗りつぶされる=個が消されるみたいなニュアンスもあるような。

ほらー! 次はあなたの番ですじゃん!

うわー!

コテコテの演出なんですが、和ホラーの不気味さや嫌な湿度を感じてゾクゾクしますね!

ここで手に入れた薙刀はリーチが長いですが、どうも鉄パイプ的な近接戦闘に慣れていると言うか薙刀のリーチの長さが想定より短い感じがしてしっくりきません。重すぎず振り回しやすい鉄パイプや懐剣がいいのかなと思いつつ、ボス戦だと流石にがっつり張り付くのも怖いですね。

遠くの灯篭の灯りが無数に浮かんで見えるのが幻想的で怖くもあり寂しくもある美しさです。なんかガチャガチャ聞こえてきますが。
あちこちの家紋は狐なので安倍晴明の母葛の葉からの葛ですかね。

流石に生々しくて気持ち悪い! 雛子個人へのロックオンと見せかけて深水家そのものに縁があるんでしょうか、気になります。

ボス戦はいかつい鉄棒の振り下ろしは溜めがあって避けられるんですが、急に鎖で伸びてくる攻撃に当たりがちでした。思ったよりはダメージを受けずにやれたかなと思うんですが、いまだに咄嗟の回避でBボタンを押せません。

雛子を庇って背中を負傷し……負傷してないな? 本当に大した傷じゃなかった。システム上の都合もあるんでしょうが、なんだかんだみんな会話イベントの後はスッと姿を消すものだから「誰も頼りにならねえ……雛子は独りでこの窮地を乗り越えるんだ……」な気分になっていましたが、狐面の男はさすがこういうチャンスを見逃しませんね、急急如律令! ヒュー!
かっこいいけど手水と見せかけてマグマが煮えてるのはびっくりしますよ?! ただの水にはとても見えないよ?!
おそらく現実世界での友人や様々な縁、未練、そういうあれこれを「穢れ」と言っているのかなと思いますが、咲子がしきりに裏切り者と言ったり助けに来たと言っていたのが気になります。雛子から見ている現実以外の何かがある……?

いつの間に破けていたんだろう。社殿で右腕を怪我することありましたっけ、手水が燃えるマグマになったのは口に含んだ時ですし。

凛子のこの鬼の踏み込み、嫌いじゃないです。気の合う相棒の形ながらやっぱり雛子と修の間に歪みがある気配が漂ってますもんね。「今それどころじゃないでしょ!」ともなりますし、「いやでも無視できないよな!」でもあります。

あーあーあー! 中学校までこんなになって!
何か探索進むたびに忘れていたカカシがぬっと現れるのもびっくりしましたが、側を通ったら襲い掛かってくるのにもびっくりしました。地味にダメージが痛い!

推定凛子の愚痴折り紙や秘密箱の怒涛の展開に私だって「嘘だッ!」ってなりますよ。これはひぐらしのセルフオマージュですかね、タイミング的にもこのステージで浴びた情報に対する雛子やプレイヤーの代弁ぽくもあって面白いです。地図にまで嘘だと書き込む雛子は律儀だなあ。

修と凛子に休んでもらいつつ雛子は私が行くと探索に向かっていたわけですが、雛子は修と凛子のやりとりをどう感じているんでしょう。凛子から「修が好き」と伝えられたことについては「応援する」の反応だったようですが、それは本心なのかどうなのか。「私は相棒だから」と無意識にそういうものとして恋愛感情の類に蓋をしている風にも見えるんですよね。
ひるがえって闇の社殿での雛子ですよ、なんかどんどん現実世界での口調と乖離してませんか!? おとなしくされるままじゃないですか! どうも意思を奪われているような不気味さがあります。

メロいけどそれは首が痛くなるよ! 正座の膝枕はまずいよ!

急にこっちも情報がワッと来ましたが、まずその狐面外せるんだ!? 皮膚と同化してるようなミチミチ感があったから外すとは思いませんでした。でも視界がぼやけて逆光で顔が見えないのと、面を外して内心を吐露していたのが雛子の意識がはっきりしだした途端急いで狐面をつけたところは油断した感があってちょっとイイなと思いました。しかし魂を与えて旧い命を奪うとは穏やかじゃないですね、ここまで穏やかじゃない話ばかりですが。
狐の眷属に迎え入れる=嫁入りのために現実世界の雛子の穢れを落とし、肉体を消滅させて新しく生まれ直させるようなニュアンスでしょうか。もう手ずから白無垢を着せる勢いじゃないですか……大丈夫ですかね、この人雛子や私が想像している作法とだいぶ違う世界っぽいですけど。

この後はグツグツのマグマの上に宙吊りにされている凛子を眺めながらの社殿ステージです。いや何故こんなことになってるんだ??